税務調査は開業して何年経ったら来る？
会社を経営している人や事業をしている人にとって税務調査というのはとても怖い存在です。
特に悪いことはしていない場合でも、なんとなく税務署が調査に来るというのは大きな圧力になるからです。
そこで、税務調査は開業して何年くらい経った後にくるのだろうかという疑問が生じるのですが、答えははっきりとわかりません。
早ければ3年ぐらいで来るという会社が多いですし、何十年経っても税務調査に来たことがないという場合もあります。
申告の内容がしっかりとしていればそんなに恐れる必要もありませんが、申告をしっかりしてないと税務調査が入る場合もあります。
そう考えてみるとやはり自分で全て申告するのではなくて税理士にお願いしておいた方が、税務調査が入りづらかったり、税務調査が入ったとしても、何も心配する必要がないというケースが多いです。
小さいからといってこないという保証はない
小さい事業なので全く心配する必要がないと考えている人もいますが、開業したのであれば、常に税務署が税務調査に来る可能性があると考えておきましょう。
ですから記帳に関してはしっかりとしておかなければいけませんし、当然のことながら税金をごまかすということは絶対にしてはなりません。
経費に関しては、何でもかんでも経費に入れて税金を安くするという考え方は捨てましょう。
しっかりとしたルールに則って説明できるような経費の計上方法を採用しなければなりません。
小さい会社だったとしても税務調査が来る可能性がありますし、ルールを無視した場合には必ずペナルティーが与えられます。
税金関係が複雑だと感じているのであれば税理士にしっかりとお願いをして、ちゃんとした内容で申告しておきましょう。
会社を経営していると非常にストレスを感じることも多いですが、そこに追い打ちをかけて税金に関して不安を抱えることがあるのであれば、本業にも影響が及ぶ可能性があります。
知識がない場合は税理士にお願いしましょう。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。
