税務調査にはいくつかの種類があるのですが、その中でも一般調査と呼ばれるものについてご紹介しましょう。
このほかには強制調査というものがあるのですが、不正さえ行っていなければ基本的に一般調査という形になるのでそれほど心配はいりません。
ただし、調査を行っている中で不正をしている可能性が高いと判断された場合には特別調査に切り替わることもあります。
税務調査の一般調査とは?
不正を行っている可能性が低いものの、不明な点があるといった場合には一般調査という形で税務調査が行われます。
提出されている申告書が正しく処理されているのかなどをチェックするためのもので、主な調査内容は帳簿です。
ただ、調査を行う中で調査官が倉庫や工場などの現場確認が必要であると判断された場合にはそちらの調査も行われる形になるでしょう。
1人~2人の調査官が2日ほどかけて税務調査を行います。
長くかかったとしても8日ほどで終わると考えてよいでしょう。
強制調査という形とは違い、税務調査の中でも最も多く行われているのがこの一般調査です。
調査の日時などを調整するためには、顧問税理士に間に入ってもらうと良いですね。
突然の訪問もある?
日本で行われている税務調査のほとんどが一般調査であり、一般調査で突然アポなし訪問される様なことはまずありません。
税務署から事前に電話連絡が入り、調査日の日程を調整してから行うという形になるでしょう。
税理士に協力してもらいながら必要な書類などを集めます。
事前に資料をきちんと準備しておかないと税務調査がスムーズに進まなくなることもあるので注意が必要です。
当日は調査官からいろいろと質問されますが、慌てたり嘘をつくことなく、一つずつ質問に答えていきましょう。
あとは税務署員が収集した資料を持ち帰って分析を行い、特に問題がなければ申告是認という形で終了します。
問題があった場合には顧問税理士へ連絡が入る形となり、修正申告書の作成を行い、必要があれば追徴課税の納税を行って完了です。
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この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。