税務調査を受けるうえで何が怖いのかというと、巨額な延滞税がかかってしまうのではないかということですよね。
しかし、延滞税の計算方法がわからないという方も多いはず。
一つの大切なポイントとして、納期限から2ヶ月までに納付することを心がけましょう。
これを超えてしまうと税率が高くなります。
ただ、修正申告を行う場合はこれを提出する日までは税率が低く抑えられているため、修正申告書の提出日から2ヶ月以内に支払うのが理想的です。
延滞税の計算方法は?
そもそも延滞税というのは決められた期日までに納税をしなかったことに対するペナルティのこと。
計算方法は
「修正申告をすることによって納付しなければならい税額×延滞税の割合」
となります。
注意しなければならないこととして、延滞税の割合は毎年更新されるのです。
納期限までの期間または納期限から2か月を経過するまでの期間の税率についてご紹介します。
まず、平成26年1月1日以後の期間は
平成27年1月1日~平成28年12月31日まで…年2.8%
平成26年1月1日~平成26年12月31日まで…年2.9%
です。
平成25年12月31日以前の期間についてですが、
平成22年1月1日~平成25年12月31日まで…年4.3%
平成21年1月1日~平成21年12月31日まで…年4.5%
平成20年1月1日~平成20年12月31日まで…年4.7%
平成19年1月1日~平成19年12月31日まで…年4.4%
平成14年1月1日~平成18年12月31日まで…年4.1%
平成12年1月1日~平成13年12月31日まで…年4.5%
という形になります。
納期限から2月を経過した後の延滞税の計算方法
こちらは
平成27年1月1日~平成28年12月31日まで…年9.1%
平成26年1月1日~平成26年12月31日まで…年9.2%
となっており、平成25年12月31日以前は14.6%という形になります。
計算方法がわからないと悩んでいた方は参考にしてみてくださいね。
この記事の監修者
税理士 佐藤 修(サトウ オサム)
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランニング技能士
経歴
税理士事務所で働きながら学んできた知識や経験を活かし、税理士専門
お役立ちコラムの運用を行う。